やさしいFX

ココロにもフトコロにもやさしい投資

リスクリワードと勝率

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過去検証をしてスキルアップを目指すときに

リスクリワード勝率のデータを取る事はとても大切だと思うんです(๑˃̵ᴗ˂̵)و

FXはゼロサムゲーム。『勝つ』か『負ける』かのどちらかしかない、というのはよく聞くお話ですよね。

どこでも適当な所で売買をすれば、勝敗は2分の1 ということになります。勝率は『50%』になります。

例えばこのときにルールとして、

『売買のポイントからプラスの方向に10pips動いたら利確。マイナスの方向に10pips動いたら損切り。』


このように決めればこれはリスクリワードが1:1のトレードということになります。

『売買のポイントからプラスの方向に20pips動いたら利確。マイナスの方向に10pips動いたら損切り。』


これだとリスクリワード1:2のトレードになります。

勝率50%でリスクリワード1:1だと
10回トレードをすれば単純に考えれば、5回負けて5回は勝つということになりますね。 一回の勝敗pipsは同じなので引き分けになります。

でも1:2なら、10回トレードしたうち同じように5勝5敗でも一回の勝ちは20pipsなので合計で100pips。一回の負けは-10pipsなので合計で-50pips。トータルで50pipsの勝ち。ということになります。

このことから、勝率が50%でリスクリワードが1:2以上だとプラスが残る。つまり『勝てる』トレード(手法)ということがわかります。

FXで稼げるようになるにはここがベースになるということです🥺

では勝率40%ではどうでしょうか。

リスクリワード1:1だともちろん負けますよね(><)
1:2だと4回勝つので80pips 6回負けるので-60pips トータルで+20pipsで勝てますね。

勝率30%だとリスクリワード1:2でも勝ちは3回なので60pips 負けが7回で-70pips トータルだと-10pips負けてしまいます。

ということはリスクリワード1:2のトレードは少なくとも勝率は40%以上必要 ということになります。

同じ考え方で リスクリワード『1:3』のトレードだと勝率が30%以上でプラスを残して行くことができます。

まとめ


自分が狙って取る利確の値幅(pips)と損切りの値幅を『リスク(損切):リワード(利確)』対比にしてみましょう。

  • リスクリワード1:1なら勝率60%以上
  • リスクリワード1:2なら勝率40%以上
  • リスクリワード1:3なら勝率30%以上

これを目安に調整することです🥺

自分のトレード(手法)が同じ条件でエントリーしたときに、どれくらい負けの確率があるのかを把握しておくと一回一回のトレードの勝敗で感情に囚われることはなくなります。

人間は感情の持ち主ですから、その感情によってFXで負けてしまうことはよくあることです。感情を完全排除することは無理ですけど、リスクリワードや勝率を把握することで感情をコントロールすることは可能です✨

リスクリワードと勝率をうまく使って、トータルでプラスになればOK(´꒳`)b それを積み重ねていけばちゃんとお金は増えていきます✨